参加施設に聞く

vol.31 南中山内科クリニック様

情報連携の実用例
~患者さんとのスムーズな連絡も便利~

 MMWINネットワークは、かかりつけ医と専門医が患者情報を共有することで病診連携を推進することができます。喘息などのアレルギー疾患は近年増加傾向にあり、いまや国民の約2人に1人が何らかのアレルギー疾患に罹患していると言われております。「喘息治療における病診連携課題」にMMWINの情報共有ツールを活用し、患者の紹介・逆紹介の際に、より適切な情報共有が可能となります。南中山内科クリニック院長 京極史郎先生が、他の医療機関に先駆けて東北大学病院呼吸器内科と連携している事例をご紹介させていただきます。


◆喘息治療における病診連携の特徴◆


・医療情報連携ネットワーク(東北大学病院呼吸器専門医)と連携することでコントロール不十分な患者さんに、早期に専門医での診療機会を提供できます。
・呼吸器合併症疑い症例の相談・助言を、随時受けられます。
・紹介の相談が簡便になります。


◆かかりつけの先生によるMMWIN操作◆


 MMWINの「個別公開機能」を使って、東北大学病院呼吸器内科と患者情報を共有しています。東北大学病院に通院歴のない患者様でも可能です。


京極 史郎先生から


 東北大学病院呼吸器専門の先生との情報交換は、個別公開機能による情報共有のほか、セキュリティの高いコミュニケーション機能やメール機能を活用しています。電話とは違い、気管支喘息、間質性肺炎など随時相談したいときに、いつでも連絡できることはとても便利であり、患者への安心を提供してくれます。スマートフォンのメールアドレスに着信通知が届き、急な連絡が必要なときにもとても便利です。

医療法人社団弘仁会 南中山内科クリニック Data

〒981-3213 宮城県仙台市泉区南中山3丁目16-4
TEL:022-348-2301